VPN接続 – OS別具体例

VPN接続を行うには、あらかじめ
(1)Waffle Cellで事前共有キーの設定をする。
(2)クライアント側のPC等で必要な設定をする。
必要があります。

 

※本ページでは「LANの内側・外側」といった用語が出てきます。それらについては、LANの内側・外側をご覧ください。

 

(1)Windows
(2)Mac
(3)iPhone・iPad
(4)Android4.0~

 

●Windows VPN接続

ここでは、Windows10をベースに説明しています。

 

Windows10 – クライアントソフトのインストール

VPN接続するWindows PCのブラウザのアドレスバーに

https://<ホスト名>.wafflecell.com

と入力し、[管理関連]VPN Managerをクリックします。ダウンロードするファイル名は「wfmsetup.msi」です。

 

ダウンロードした 「wfmsetup.msi」(=Waffle Cell VPN Managerインストールプログラム) を実行し、Windows PCにインストールしてください。

 

※設定の途中で、再起動が必要な場合があるため、「wfmsetup.msi」を実行する前に、念のため他に動いているプログラムを全て終了してください。 (本取説を開いているブラウザは閉じなくても大丈夫です)

 

Waffle Cell VPN Managerのインストールが正常終了したら、 下記(1)~(3)の手順に従いプログラムを起動 → レジストリの更新をして下さい。この更新はインストール直後に1回だけ行います。

 

Waffle Cell VPN Managerを初回起動した時、下記のメッセージが表示される場合があります。その場合は、
詳細情報 → 実行する をクリックしてください。

 

(1)スタートボタン → Waffle Cell VPN Manager → Waffle Cell VPN Manager を選択。 一番最初に起動した時だけ、レジストリ変更確認の一連の画面が表示されるので、OKボタンをクリック。

 

(2)OKボタンをクリック。

 

(3)[はい]をクリックします。もし他のソフトウェアが編集中であれば、先に保存終了。

 

Windows10 – VPNの設定を行う

VPN接続用のプログラム(Waffle Cell VPN Manager)が起動したら、 続いて設定を行います。 下記の手順に従い設定してください。

(1)設定とVPN接続用のプログラム(Waffle Cell VPN Manager)の画面で、「追加」をクリック。

 

(2)次のような画面が表示されたら、OKボタンをクリック。

 

(3)次の画面が表示されたら、一番下の「職場のネットワーク」クリック。

 

(4)インターネットアドレスを入力。 インターネットアドレスは、Waffle Cellインストール時に登録された内容で、通常は「○×△.wafflecell.com」(○×△にユニークな文字が入る)の形になります。 接続先の名前はそのままにして、絶対に変更しないで下さい。 「スマートカードを使用する」のチェックはしないで下さい。

※注意
○正しい入力例:
example.wafflecell.com abc.wafflecell.com

×誤った入力例:
¥example.wafflecell.com(先頭の¥)
L.abc.wafflecell.com (インターネットアドレスの前の不必要な半角英字)

 

(5)インターネットアドレスを入力したら、次へボタンをクリック。 ※画面に入っているインターネットアドレス(****.wafflecell.com)はあくまでも例です。 実際に登録したインターネットアドレスを入れてください。

 

(6)下記の画面が表示されたら、「設定の編集」をクリック。

 

(7)下記の画面が表示されたら、[セキュリティ]タブをクリック。

 

(8)「VPNの種類」の右の三角をクリックして、 「IPsecを利用したレイヤー2トンネリングプロトコル(L2TP/IPSec)」を選択。 ※Windowsのバージョンによっては、[ネットワーク]に「VPNの種類」がある場合があります。

 

(9)画面下部「次のプロトコルを許可する」をクリックした後 「Microsoft CHAP Version2」のみにチェックを入れ、 「詳細設定」ボタンをクリックします。

 

(10)「事前共有キー」を入力。 「事前共有キー」を入力したら、OKボタンをクリック。
※もしまだ「事前共有キー」を設定していない場合は、こちらのページから事前共有キーを設定。

 

(11)下記の画面が表示されれば、VPNの設定は終了です。一番最初に起動した時だけ、レジストリ変更確認の一連の画面が表示されます。

 

Windows10 – VPN接続を行う

設定が終ったら実際にVPN接続してみましょう。

(1)スタートボタン → Waffle Cell VPN Manager を選択し、Waffle Cell VPN Managerを表示させ、 「接続する」をクリック。

 

(2)下記のような接続画面が表示されるので、初回だけ「Waffle Cellユーザー名」とそのパスワード を入力し、「接続」をクリック。

 

(3)「接続する」ボタンが「切断する」ボタンになればVPN接続成功。

これで、LANの外側にあるWindows PCがVPN接続されました。

 

●Mac VPN接続

Macの場合は、Windows PCのようにWaffle Cell VPN Managerをインストールする必要はありません。

 

Mac 外からWaffle Cellに接続できるようVPNの設定

(1)システム環境メニューを開く。

 

(2)ネットワークを選択し、開いた画面で、下の「+」をクリック。

 

(3)インターフェースを選択する画面が表示されるのでクリックして「VPN」を選択。

 

(4)VPNタイプは「L2TP over IPSec」を選択。 サービス名は何を入れてもOK。 例:「Waffle Cell」 最後に「作成」をクリック。

 

(5)サーバアドレスとアカウント名を入力。 サーバアドレスには自分のWaffle Cellの名前 <ホスト名>.wafflecell.com を入れ、アカウント名は管理者からもらった「Waffle Cellユーザー名」を入力。

 

(6) 次に認証設定をクリックします。 パスワードには、管理者からもらったパスワードを入れます。 共有シークレットには、管理者からもらった、事前共有キーを入れます。最後にOKをクリックします。

 

(7)下記画面に戻るので、画面下部「メニューバーにVPNの状況を表示」がチェックされていなければチェックを付ける。 次に右下の「詳細….」ボタンをクリック。

 

(8)セッションオプションの上から三つ目の 「すべてのトラフィックをVPN接続経由で送信」をチェックし、OKボタンをクリック。

 

(9) 「接続」をクリックで、VPN接続が開始される。

以上で設定完了です。 2回目以降のVPN接続は、メニューバーのアイコンから実行可能です。

 

 

● iPhone・iPad VPN接続

(1)アイコンから設定を選び、 「一般」→「VPN」→「VPN構成を追加」と選択。

※iOSのバージョンによって「VPN構成を追加」をクリックするとタイプを選ぶ画面になります。初期値ではIKEv2が選ばれていますので、L2TPを選びます。

 

(2)構成を追加の画面で、必要事項を入力。

注意:構成を追加の中に「RSA SecurID」のスイッチは絶対にonにしないでください。 一度onにしてしまうと、スイッチをoffにしても、画面上はoffでも内部ではonのままになってしまう場合があります。 onにしてしまったら、追加で新たに設定を作成し、前の構成は削除して新しい構成で接続するようにしてください。

 

説明 好きな文字列を入力。例「Waffle Cell VPN」。

サーバ <ホスト名>.wafflecell.com という形で登録。

アカウント 「Waffle Cellユーザー名」を入力。

パスワード 「Waffle Cellパスワード」を入力。

シークレット 「事前共有キー」を入力。

 

(3)保存をタップすると、設定内容を保存して、一つ前の画面に戻る。

画面に「Waffle Cell VPN」(説明で入れた内容)が表示されます。ここをタップすれば、VPN接続が開始されます。

 

● Android4.0~ VPN接続

Androidスマホ、タブレットからもVPN接続は可能です。

(1)Androidで設定を選択。 設定画面が開いたら、 「無線とネットワーク」の中の「その他…」を選択。

 

(2) 画面から、VPN(バージョンによっては、VPN設定)を選択。

(3) VPNの画面の右上の方の「+」をタップ。 (機種によっては「VPNプロフィールの追加」などなっている場合あり)

 

(4)VPNプロフィールの編集画面で、 「L2TP/IPSec PSK」を選択。 各項目に必要事項を入力 → [保存]タップ。

 

(5) 各項目に必要事項を入力 → [保存]タップ。

 
名前

何を入れても結構です。図の例では「会社のVPN」が入っています。 

サーバーアドレス <ホスト名>.wafflecell.com を入れます。
IPSec事前共有鍵

「事前共有キー」を入れます。

 

(6)保存するとVPNの画面に戻る。 ここで保存した接続(図例では「会社のVPN」)をタップ。

 

(7)Waffle Cellユーザー名とパスワードを入力する画面になる。 「アカウント情報を保存する」をチェックしておけば、 次回からユーザ名とパスワードの入力が省略される。

これでAndroidで、VPN接続できます!

※もしVPN接続がうまくいかない場合は、 1:サーバーアドレス 2:IPSec事前共有鍵 3:ユーザー名 4:パスワード が正しいかどうかを確認して下さい。

 

注意:docomoのメールの受信が出来ない場合

下記状況の場合、docomoのメール受信が出来ない場合があります。 ・VPN接続中 ・メールアドレスがドコモのアドレス(~@docomo.ne.jp) VPN接続中ではない、または他のアドレス(例えばgmail)の場合は問題は発生しません。 原因は、「ドコモのメールはSPモードで接続していないと受信できない」上に「VPNで接続中は、 ドコモ側からはSPモードで接続していないと認識される」ためです。 VPN接続を終了後、少しすれば受信可能になります。

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